酒と人類~9000年の恋物語~を読んでみた
こんにちは
大学から帰って来た、raisineです
今日は授業自体が14時過ぎに終わり、
約2時間ほど大学の図書館にこもっていました
様々なジャンルの雑誌を保管している部屋があるのですが、
ジャンルごとに7畳くらいの小部屋に分かれていて床は木材で張られているので、
なんだか小学校に戻ったみたいで、しかもめったに人が入ってこない貸切状態!
入学1ヶ月後にその場所を見つけた私はたま〜にくつろぎながらある雑誌を見ています
私が読む雑誌、
それは
NATIONAL GEOGRAPHIC(通称ナショジオ)です!!
みなさまご存知ですか?
私とナショジオの出会いは2年前・・・
高校の地理の教室に、先生の趣味で置かれていたその雑誌を何気なく見たことがきっかけでした
ナショジオの醍醐味とも言える美しい写真に魅せられ、また歴史から文化芸術、科学や生物と、ありとあらゆるジャンルの記事に私はどんどん惹きこまれていったのです
あれから時は経ち、
大学生になってから個人的に調べていることの資料を集めている際、私は再びナショジオに再会したのでした〜
で、今回はそんな私のオススメの雑誌:NATIONAL GEOGRAPHIC 日本版2017年2月号の記事の中から
「酒と人類~9000年の恋物語~」という記事についてざっくり書きます
古代の文明ではパンとビールが作られていた、とよく言われますよね
中国では9000年前には既に、コメと果実とハチミツで酒を作っていたとか、、
酵母は微生物で、糖を分解して二酸化炭素とエタノールを生成します
酵母が生成するエタノールは人間が飲める唯一のアルコールで、人の心を落ち着け楽しい気分にさせる脳内物質を放出させてくれます
そんな酵母ですが、実は自然界にもたくさん存在するそうです
例えば熟した果実!
長い間木の上で過ごしていた人間の祖先が、木から降りて陸上で暮らすようになったのも実は、、
サル祖先<柔らかくて消化しやすくてカロリーも高くなっていて、おまけに気分がハイになるあの食べ物、食べたーーい!!
こんな考えからでしょう
酒を好む性質は進化の過程で刷り込まれていったそうです
こうして酒、まあエタノールの味を知った人間は、定住するのも酒のため、農業するのも酒のため
”酒のため”精神が文明発展に極めて重要な役割を果たしていきましたとさチャンチャン♪
私はまだ未成年なので飲酒はしませんが、今のところ、将来の自分なりの飲酒モットーは「酒は嗜(たしな)む程度に」です
こんなに長〜い本能レベルの歴史がある酒ですもの
飲んで嫌な気持ちにはなりたくないですし、
どうせ飲むならサル祖先のみなさまの涙ぐましい努力、腐りかけた食べ物を食べてみようと試みたチャレンジ精神を讃えながら飲みたいなと、今回の記事を読んで思いました*
最後に、記事の中で紹介されていた紀元前4世紀のギリシアの詩人エウブロスが残した言葉を紹介します
最初の1杯は健康を、
2杯目は喜びを、
3杯目は健やかな眠りを願って乾杯する。
3杯目を飲み干したら、賢明な客は帰宅すること。
4杯目で理性を失い暴力沙汰に。
5杯目で喧騒を招き、6杯目で酔漢の大騒ぎとなり、7杯目で面目を失う。
8杯目で警官が呼ばれ、9杯目で吐き気がし、10杯目には正気を失って家具を投げ飛ばす。
ちなみに私が興味あるのは日本酒です!あと青島啤酒(チンタオピーシュ)!
ドイツが中国に入植した地で作られたお酒でとっても美味しいんだとか!by高校の地理の先生
以上、「酒と人類~9000年の恋物語~を読んでみた」でした